練習に行けない罪悪感って結局不必要
疲れたなんて考えてないで早く起きればよかったのに、
こんな弱音を吐いていてはアシュタンギじゃない!
真のヨギーでもない!
こんなのではヨガマスターになんてなれないー!(笑)
こんなことを考えているうち、僕のとある週末はスタートしました。
ヨガの練習をしたい気持ちはあるのだけれど
そもそも休みの日に仕事が入っていたり、
体がついていかず朝起きれなかったりで
練習に行けない日が続くと、ついこう考えてしまいます。
でもこれって、全く生産的でないし、
反省にもなっていないんですよね。
ずーっと自己否定の気持ちを引きずって
過ごすことになってしまいます。
ケリー・マクゴニカル氏の本にも
同じようなことが書いてあってえらく納得しました。
「意志力を強化するには自分にもっと厳しくするしかないと思っているかもしれませんが、そう考えるのはあなただけではありません。しかし、それはまちがいです。数々の研究でも明らかになっているとおり、自己批判はつねにモチベーションの低下や自己コントロールの低下を招きます。(中略)これに対し、自分への思いやりーーー自分を励まし、自分にやさしくすることーーーは、やる気の向上や自制心の強化につながります。」
「あなたの意志力のチャレンジについて考えてみてください。自分が最も誘惑に負けやすいのはどんなときでしょうか。(中略)失敗するまでの様子をまざまざと思い描きます。
そうしたら、こんどはその想像上の失敗を成功に変えましょう。自分の決意を守るためにはどんな行動を取ればよいか、具体的に考えます。」 (ケリー・マクゴニカル『スタンフォードの自分を変える教室』大和書房,2012,p221.p230)
(まぁ、この本のタイトルのつけ方がなんとも自己啓発っぽく見えてしまうのは、
筆者の望むところではない気もしますが、それはさておき。。)
練習ができることに越したことはないのですが、
できないことも練習の一貫というか、
練習できてない状況も受け入れる、
そんな気持ちが大事なんじゃないかとも思います。
以前、先生からも同じようなことを言われました。
「練習が終わってからの一日をどう過ごすかが、
練習している時間より大切」
あくまで自分のためにヨガを行っているのだから
自分にとって最も心地良い方法でヨガを深めていきたいなぁと、改めて思いました。